イタリア旅行記~主にミラノ、ちょっとスイスも~

見本市ペンダント 一笠百業

4月4日、ヨーロッパ最大の照明の見本市・ユーロルーチェへ行きました。
昨年行ったフランクフルトメッセも広かったですが、ミラノも広い。

ミラノ行きの経緯

昨年JO氏から、「うちも出展するからおいでよ!」と声がかかりました。
JO氏はミラノ出身で現在はフォスカリーニ・ジャパン代表。7年前から仲良くさせてもらっていました。しかもよほどご縁があるのか3年前からはご近所さん。せっかく誘っていただいたのにお断りはしたくない!
でも一人で行くのは寂しいので、その後の忘年会で共通の友人である西山氏を誘いました。西山氏は日本が誇るデスクスタンドメーカーの雄・スワン電器取締役。若い頃にはお互いに営業としてお得意先で売り場を作っていた頃からの付き合いで、「西山氏が行くなら行く」なんて子供みたいな発言をしたところ、流石西山氏即答!「行くよ」と頼もしい一言。
そんなこんなでミラノ行きが決定しました。
さらに、我が社の特注クラフトペーパーを作ってもらっている、フィリピン在住masaeco代表航氏もユーロルーチェに出展することがわかっていたので、
この際だから行けそうな人達を誘ってみようと、話はどんどん大きくなって行くのでした。

出発まで

最終目的地はミラノですが、滞在場所はJO氏オススメで、ミラノからは約70㎞離れたコモ湖に決定。
湖に面した最高の景観のhotel bazzoniに5日間予約。
飛行機は当初ポーランド航空をと思っていたのですが結局チケットを買ったのが出発2週間前だった為、格安だったポーランド航空は売り切れ。ルフトハンザになりました。レンタカーはシトロエンピカソ7人乗りマニュアルを予約。

間際になり予約も終わった頃、フィリピンの航氏が日本に来るので、ミラノに集うことが決まったメンバー総勢6社が出発前のミーティングと称して新宿ライオンで食事をしながら情報交換をしました。
情報交換と言っても、仕事よりも観光の事ばかり。旅行計画を肴にオヤジたちが少しはしゃいぐという楽しい時間を過ごし、「4/2はJO氏が幼少期から贔屓のミラノのレストランに集合!」と決まったところで、出発前の会合は解散となりました。

1日目

4/1、22時にリナーテに到着しレンタカーに乗り込み(バックギアの入れ方がわからず10分程度モタモタしました)
コモ湖ホテル到着am2時。慣れない道中90kmの距離を3時間も掛かってしまいました。イタリアはゴミゴミしているようでも割と走りやすく、イタリア運転初の私もスムーズに行動できました。ボンジョールノ(こんにちは)スコントリーノ(領収書)グラッツェ(ありがとう)この三言で高速道路は完璧で気分はイタリアーノ。西山氏と大爆笑でした。
ホテル全景
朝食も美味しく景色も最高でした。
コモ湖

2日目

2日目はコモ湖探索。朝一から遊覧船に乗り込みスターウォーズの撮影場所を見たり、紅の豚や思い出のマー二の情景をコモ湖に重ねながら満喫しました。

ホテル朝食

3日目

3日目は夕食会までにミラノに行けば良いので車で1時間程度で行ける隣国スイスへ。

車中からパスポートを見せるだけで国境を簡単に越え、ルガーノの駅に到着。車をパーキングに置き散策へ。
イタリアの街並みともまた違うとても洗練された感じのする素敵な所で、すれ違う人々もファッショナブルでスーツの着こなしなど大変参考になりました。沢山の刺激を受け少し小腹も減ったのでマクドナルドへ。
スイスへ行ってなぜマックなのか?
何故ならお仕事を頂いているからです。マクドナルドの店舗には世界共通デザインのシェードがあり、日本国内のシェードは巣鴨メイドだったりします。皆さんもマクドナルドに行ったら、シェードを気にして見てみてください。私としては同じ仕様のランプシェードを海外のシェード屋が作るとどんなもんか、横目で見ながら今回はスイス牛100%のハンバーガーを食べました。おいしかったんですが、値段が・・・。
スイスのマックでのレシート
流石世界でマクドナルドが一番高い国。ちなみに日本は33位だそうです。
スイス・ルガーノを満喫し一路ミラノへ。
連日200kmの距離を走行は楽しいですが、流石に少しハードで、次に来るときはメトロとタクシーにしようと心に決めながらハンドルを握っていました。

少し早めにミラノに着き、世界遺産のドゥオーモへ。昨年行ったケルン聖堂やヴェルツブルグ宮殿につぎ、ヨーロッパの歴史建造物の素晴らしさに感動しました。
聖堂
ミラノの石畳
ミラノの街並みとシャレた照明たちを眺めながらモンテナポリオーネを抜け、日本で集合場所に決めたAl Girarrosto Cesarinaへ。
ミラノでの食事会
お得様と合流して10数名で伝統的なイタリアンに舌鼓を打ち、各々の過ごしたイタリアの話に花を咲かせ、コモ湖へ帰宿。

4日目

いよいよユーロルーチェ。9時半の開場とともに入場し、旬なイタリアデザインのインテリアを目に焼き付けてきました。

jo氏と西山氏とフォスカリーニのブースで
見本市ブース
見本市シャンデリア
職人目線でどうしてもランプシェードにばかり目が行くのは笠屋の宿命。
手前味噌ですが技術はメイドイン巣鴨もひけはとりません。
が、イタリアプロダクトのセンスの良さは見習わなくてはと思います。